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ヒッピーの聖地 トカラ列島「諏訪之瀬島」 [スポット]



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鹿児島県鹿児島郡トカラ列島に属する島で十島村の大字。日本における「ヒッピームーブメント(WIKI:ヒッピー)」と共同体/コミューン発祥の地。

十島村は、口之島、中之島、諏訪之瀬島(すわのせじま)、平島、悪石島、小宝島、宝島の7つの有人島と、5つの無人島から構成される。

諏訪之瀬島を含むトカラ列島は日本有数の活火山地帯であり、近年では2006年に年間519回、2009年にも年間216回と頻繁な噴火活動が観測されている。

この島とコミューンの形成、それに関わる運動に大きく関わった、自然回帰派の詩人"ゲーリー・シュナイダー"(WIKI:ゲーリー・スナイダー)は、諏訪之瀬島について「日本で最も現代文明から隔絶している聖地」と評した。


60年代、新宿のビート族(ビートニク/WIKI:ビートジェネレーション)「部族」の中心人物として有名な「ナーガ」こと"長沢哲夫"が"ゲーリー・スナイダー"と出会う。

1967年に、長沢哲夫、ナナオ サカキ、山尾三省、山田塊也(ポン)、ゲイリー・スナイダー夫妻らビートニク系の詩人と、その仲間達がトカラ列島に入植。「ガジュマルの夢族」と名乗り、その後、コミュニティー共同体「バンヤン・アシュラム」を形成。翌1968年(昭和43年)には全国からヒッピーの移住が始まり、最盛期には100人以上が共同生活を営んでいたと言う。

この"1967年の夏"は、俗に言う"サマー・オブ・ラブ"の年であり、「バンヤン・アシュラム」は、世界規模のヒッピーブームに乗じた日本のマスコミメディアに喧伝される事となる。

 

 

1973年、「バンヤン・アシュラム」の移住者たちと各地の活動家が共闘し、硫黄島・口永良部島・諏訪之瀬島・宝島を対象とした観光開発計画「ヤマハのリゾート開発計画」の反対運動を開始する。ナナオ サカキ、ゲイリー・スナイダー、アレン・ギンズバーグらが中心となった「ヤマハボイコット運動」が起因となり、1975年を境に諏訪之瀬島のコミューンは散開。その後、山田塊也(ポン)が奄美に作ったコミューンも右翼勢力の妨害により解体した。

長沢哲夫はトビウオ漁師として定住。運動後も島に残ったグループ及びその子孫と共に、今もこの島で静かに生活を続けている。



上記のグーグルマップの航空写真は、雲に浮かんだ空中都市のように幻想的。島内のデータを参照すると、いくつか ヒッピーコミューンの痕跡 を発見できる。

60~70年代のカウンターカルチャーと、自然主義、個人主義のステレオタイプなイメージにより誤解を受けやすいのだが、島には「平島小中学校 諏訪之瀬島分校」があり、義務教育を受ける事が出来る。

鹿児島本港南埠頭から十島村営フェリー「フェリーとしま」で上陸可能。

 


補足:管理人は漠原人村の満月際な ど、東北で行われたお祭りや野外フェスなどでこの島の元住人の方と話をした事があります。ウェブ上で揶揄されるような「戸籍も無く、教育も受けていない人 たち」といった印象は皆無で、気さくでパワフルな農村の老夫婦と、学もあり、素朴で素直な青年でした。因みにビートニク「部族」の前進「バム・アカ デミー」のメンバーは揃って高学歴、インテリぞろいです(汗)。

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